わきが治療はどこでも同じ?
ワキガでお悩みのかたは、皆様が想像している以上に
多いものです。
私も開業して20年になりますが
毎日患者様の悩みの深さには考えこんでしまいます。
以前はネットなどというものはなく
書籍を読んで御来院いただく方がほとんどでした。
しかし
時代が移り変わり
いまやネット全盛時代です。
便利になったものです。
どんな情報でも世界中から取り寄せることが
可能になりました。
でも
その情報も玉石混合です。
逆に
どの情報が正しいかを見極める選択眼が
昔より重要になってきました。
これは
医療の分野でも同じです。
「わきが」「多汗症」
などというキーワードで検索すると膨大なクリニックや情報がでてきます。
切開法、吸引法、超音波法、ボトックス、ミラドライ等々
医者である私がみても混乱してしまいます。
本日の患者様は群馬からお越しの30歳のOLさんです。
むかしからワキガで悩んでいました。
2年前に意を決して大学病院の形成外科で
切開法による手術を受けました。
しかし
2ヵ月後には元にもどってしまいました。
ショックでした。
しかし
ここであきらめてしまっては同じです。
これで最後にしたいということで
ネットで当院をお知りになり御来院いただきました。
診察させていただくと
脇の中央に大きな傷がありますが
手術範囲が狭すぎます。
前の先生はこれでも一生懸命やってくれたのでしょうが
狭すぎます。
お話になりません、
早速手術開始です。
これが最新nアメリカ製ベイザー超音波の本体です。
ものすごいパワーを発揮しますが
皮膚へのダメージgない非常に優れものです。
やはりほとんどとれていません。
汗腺組織がガッチリ残っています。
特にこのような再手術では組織が硬くなっているため
このベイザーが威力を発揮します。
お疲れ様でした。
限界までとりましたので完治します。
2週間が大切なので無理しないでください。
仕上がりが楽しみです。
お疲れ様でした!
- 2012年10月21日
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