今年もあと少し

今年も残りあと２日。

ついこの間クリスマスツリーを飾っていたのが遠い昔のことのようです。

年末ラストスパートです。

張り切っていきましょう～。

 

本日の患者様は東京に在住の４０歳の男性です。

３年前にほかのクリニックで切開法によるワキガ治療を受けました。

以前よりよくなったのは確かなのですが、まだ臭いや汗も気になります。

まずは、その病院へ行ってみましたが

「まあ気にするほどでもないでしょう。」

で終わってしまいました。

しかし、どうしても気になります、

完治させるために切開法を決断したのに、もう少しどうにかならないか。

ネットで検索してワキガの症例数が多く、完治してしかもキレイな仕上がりということで当院へのご来院となりました。

 

早速診察させていただくと、確かに臭いや汗もかなりあります。

脇の下を拝見させていただくと、真ん中に大きな切開した傷があり

その周辺の取りやすい部分だけを治療しています。

つまり周辺のドーナッツ状に汗腺組織が残っているのです。

確かに中心部は治療されていますが、周辺からの汗やニオイがこうかを薄めてしまっています。

このパターンの他の病院での再発は本当に多いのです。

 

これなら今回の手術で完璧に治ります。

 

 

大きなマジックよりさらに広範囲を治療します。

 

中心の赤いところが前回の手術範囲です。

 

当院の基準からすると狭すぎます。

でも周辺だけを手術するわけにはいきませんので

結局全部をやり直します。

２回目で組織は固いのですが

ベイザー超音波ならスイスイ進みます。

そして

 

こんな汗腺組織が無数に取れました。

 

お疲れ様でした。

これで完璧です。

来年は悩みから解放されて素晴らしい年になるでしょう。